北条逸輝の生涯学習

ラブライブとロックミュージックが好きな男の日記です。

B'zとファン

2000年8月9日「B'z LIVE-GYM Pleasure 2000 juice」千葉マリンスタジアム公演にて、雷雨により、13曲目「LOVE PHANTOM」終了後に、稲葉浩志の口から「ケガしてる人もいるので、いつものすべてのメニューをやるわけにいかないので、あと2曲、思いきり演奏したいと思います」と、ライブを途中で終了することが宣言された。

その時、観客は「えー!?」という声を上げた。

この映像は、2008年にB'z PARTY会員に送付されたDVD「Hidden Treasure」に収録されている。

数年前、この映像がYouTubeにアップロードされたとき「ここで、えー!?という声が上がったのは残念だ」というコメントがあった。

私は、悪天候だろうとライブを最後までやってほしいという観客の気持ちもわかるが、途中で終わるという稲葉浩志のアナウンスに従うべきだという考えもわかる。

2018年9月1日「B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 HINOTORI」福岡ドーム公演にて、稲葉浩志の声の不調により、3曲目「ミエナイチカラ」終了後に、ライブを中断するアナウンスが場内に流れた。

その時、客席から拍手が起きた。

そして、ライブが再開されると、稲葉浩志松本孝弘もサポートメンバーも、いつものようなパフォーマンスを披露し、観客も全力で応えていった。

この映像は、DVD「B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 HINOTORI」のドキュメンタリーディスクに収録されている。

2023年9月21日、B'zがデビュー35周年を迎えた日「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 STARS」ヤンマースタジアム長居公演にて、豪雨により、12曲目「BIG」及びメンバー紹介終了後に、ライブの中断と観客の避難がアナウンスされた。

ライブ再開のアナウンスが流れたとき、避難していた観客は喜びの声を上げ、座席に戻っていった。

そして、ライブが再開されると、曲数はいつもより減っていても、中断などなかったかのように全力で盛り上がっていた。

この模様は、DVD「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 STARS」のドキュメンタリーディスクに収録されている。

ステージ前方に設置されている「B'z」の文字が書かれたBOXが雨に打たれている映像を見たとき、私は「35年間戦ってきたB'zは、ファンは、この程度の雨じゃビクともしないぞ!」という熱くて強い意志を感じた。

2000年8月9日の千葉マリンスタジアムでは「えー!?」と叫んでいたファンも、長い年月をB'zと共に生き、成長したのかもしれない。

B'zがあとどのくらい活動できるかはわからないが、これからも私は、B'zと共に生き、成長していきたいと思う。