二ヶ月ぶりのブログ更新となった。
今回は、紅白歌合戦で圧倒的なパフォーマンスをしたB'zに関する記事である。
今回紹介するのは、今から10年前、2015年3月4日にリリースされた19枚目のアルバム「EPIC DAY」である。
当ブログでは、いつものことながら超個人的な観点で書かせてもらうと、このアルバムは僕の高校受験の当日に発売された。
グッズ付、DVD付、レコード、CDのみの4種類でリリースされたという売り方でインパクトがあった印象は、今でもある。
このアルバムのツアー「EPIC NIGHT」には、2015年5月9日、きたえーる公演初日に母と参加した。
さて、肝心の中身だが、10曲で43分しか収録されていない。
しかし、1曲1曲の完成度は、どれも高い。
「NO EXCUSE」「EPIC DAY」のような激しいナンバーもあれば「Classmate」「君を気にしない日など」のようなバラードもある。
曲数は少ないながら、B'zの音楽性の幅広さを示すアルバムとなっている。
部屋で大音量で流しておくと、何度もリピートできて良いんじゃないかと思う。
「be with! 105」では「アルバム全体の音がぎっしりと入っている印象を受けた」というインタビュアーに対し、松本孝弘は「マスタリングで可能な限り音量を上げるべきだとすごく言った」と語っている。
それでは、全曲解説をしてみたいと思う。
1 Las Vegas
それまでのB'zにありそうでなかったロックンロールナンバーである。
「あいつらと飲んでんのは
気持ちいいし何も問題ない
でも少し思い描いた
未来と違うような気がして」
というフレーズは、歳をとると実感できる。
2 有頂天
2014年12月に発表され、Mステでも披露され、2015年1月にシングルとして発売された。
ギターリフを夢中で弾いた1曲である。
3 Exit to the sun
下記の記事を参照
https://aqourshojo.hateblo.jp/entry/2024/11/04/211040
4 NO EXCUSE
スミノフアイスのCMで聞いたときは、えらくハイテンションな曲が来たなと思った。
だが、歌詞は結構シビアな現実を歌っている。
稲葉浩志は「言葉がはまりにくかった」と語る。
EPIC NIGHTツアーでは、2曲目に演奏され、ステージの真ん中で並んで演奏する2人を見ることができた。
「そう!この光景が見たくて生きてるんだよ!」
5 アマリニモ
このアルバムの中では結構好きな曲である。
このアルバムのリリースの2週間後くらいに中学卒業を記念した食事会みたいのがあったんだが、その帰りに22時くらいに歩いていた景色を思い出すかな。
6 EPIC DAY
これも「有頂天」同様、ギターリフをコピーした。
稲葉浩志は「これも言葉がはまりにくかった」と語る。
松本孝弘は「稲葉君がアルバムタイトルの詞をこの曲にハメたのは驚きました」と言う。
7 Classmate
味わい深いバラードだが、正直あまり聴かない…
8 Black Coffee
渋くてクールな感じが凄くいいと思う。
「イチブトゼンブ」では「愛し抜けるポイントがひとつありゃいいのに」と歌った一方で、この曲では「まるごと愛せる才能がまだ足りない」と歌う。
人と人は衝突しながら進んでいくという現実を歌っている。
10年前は、なかなか共感できなかったかな…
9 君を気にしない日など
叶わぬ恋、衝突する愛を経て、究極の愛にたどりつくアルバムの構成が良いと改めて思った。
偶然かもしれないが。
EPIC NIGHTのアリーナツアーでは演奏されなかったから、このアルバムでは、この曲だけライブで聴いたことがない。
10 Man of the Match
松本孝弘がジャズの先生にレクチャーを受けてレコーディングした曲である。
EPIC NIGHTでは、めっちゃ盛り上がった。
おわりに
また「EPIC DAY」「Highway X」のようなボリューム、完成度でいいので、B'zのニューアルバムが聴ける日を待ち焦がれている。