北条逸輝の生涯学習

ラブライブとロックミュージックが好きな男の日記です。

B'z「扉」 (2000)

歌詞1

歌詞2

「扉」は、B'zが2000年12月にリリースした11st ALBUM「ELEVEN」の13曲目に収録されている2分50秒のハードロックナンバーである。

僕の中学1年の文化祭のテーマが「扉」だったんだが、テーマソングはGReeeeN「扉」であった。

なぜB'z「扉」じゃないんだと思ったのが懐かしい。

まずは前半の歌詞を見ていきたい。

主人公から見た「あなた」は「羽ばたく鳥」のような存在である。

しかし、主人公と「あなた」の間には「今にも酷くひびわれてゆきそうなドア」がある。

その「ドア」を「叩き続けて」も「あなた」への「想い」が届くことはない。

「惨憺たる」「悶々と」「無限の」と言うくらいだから。

続いて後半だが、結局、前半に出てきた「ドア」を破っても、また「新しいドア」が出てくるってことだと思う。

ヘビーな演奏と歌唱から「理想」「欲望」の強さが伝わってくる。

ここからは「ラブライブスーパースター」との絡みなので「ラブライブスーパースター」を知らない方は、読み飛ばし推奨です。

前半は2期7話「UR葉月恋」後半は2期9話「勝利のために」と関連付けられる歌詞かとも僕は思っている。

「今にも酷くひびわれてゆきそうなドア」が父親から葉月恋(黒い髪の子)のもとに送られてきたゲーム機のことで、葉月恋がゲームをやっているうちに「無限のTIME」が過ぎる。

今は亡き母親がスクールアイドルをやっていたことによって、スクールアイドルに特別な思い入れがある葉月恋にとって、ただスクールアイドルに無我夢中になっている米女メイ(赤い髪の子)は「羽ばたく鳥」のような存在である。

もしかしたら2024年10月放送開始の3期で、なぜ米女メイがそれほどスクールアイドルが好きなのか明かされるかもしれないが・・・

ラブライブ(スクールアイドルの大会)には1期生5人だけで出るべきだ」という平安名すみれ(金髪の子)と「いや、2期生も含めた9人で出るべきだ」という澁谷かのん(茶髪の子)と、それぞれの「理想」「欲望」がぶつかり合うのが後半である。

さて「扉」はB'zの中でも非常にマニアックなナンバーだが、本記事とともにお楽しみいただければ、幸いである。